生理を遅らせるピルをオンラインで処方してもらう方法は?選び方や処方の流れも解説

大切な旅行やイベントと生理が重なりそうな時、事前にわかっている場合はピルで遅らせることができるのをご存知でしょうか。医師の診察を受ける必要がありますが、近年ではオンライン診療でも処方してもらうことが可能です。

この記事では、生理を遅らせるピルの服用方法やオンライン診療の選び方、そして実際の利用の流れを解説します。適切に生理を調整することが出来るよう参考にしてみてください。

医師 新田凌也
当記事の監修医師
医師:新田 凌也
島根大学医学部卒業卒業後、神戸大学医学部附属病院、丹波医療センター研修。ミライメディカルクリニックでオンライン診療全般を担当。

生理を遅らせるピルってなに?服用方法を解説

生理を遅らせる方法として最も一般的なのは中用量ピルです。旅行や大切なイベントなど、生理が来てほしくない時に遅らせることができます。生理を遅らせるためのピルは、産婦人科などのクリニックやオンライン診療で処方可能です。

生理を遅らせるピルの服用方法

日本で処方されている中用量ピルは、2025年1月現在、プラノバールのみです。

プラノバールは、遅くても生理予定日の7日前には服用を開始する必要があります。1日1錠を、毎日同じ時間に服用することが大切です。

生理を遅らせたい期間中は、継続して服用します。例えば、生理を3日遅らせたい場合は3日間、1週間遅らせたい場合は1週間服用を続けなければなりません。服用を中止してから2〜3日で生理が始まります。最大で7~10日程度生理を遅らせることが可能です。

生理を遅らせるピルの注意点

中用量ピルの服用には、いくつか注意点があります。まず、ドラッグストアで購入することはできません。必ず医師の診察と処方が必要です。産婦人科を受診するか、オンライン診療を利用して処方してもらうことができます。

そして、妊娠の可能性がある場合は、ピルを服用することはできません。排卵日以降に服用を開始することになるため、妊娠リスクがないかを確認する必要があります。

また、ピルの服用には副作用の可能性もあります。頭痛、眠気、吐き気、不正出血、むくみなどが報告されています。稀ですが血栓症のリスク上昇も報告されているため、あくまで必要時のみに留め、常用は控えるようにしてください。

参考:医薬品医療機器情報提供HP「プラノバール配合錠

生理を遅らせるピルを処方してもらうオンライン診療の選び方

生理を遅らせるためにピルの服用を検討しているけれど、産婦人科に行く時間がないという方におすすめなのが、オンライン診療です。ここでは、生理を遅らせるピルをオンラインで処方してもらう際のクリニック選びのポイントを2つの観点から解説します。

選び方1|すぐに診察や処方を受けることができるか

生理を遅らせるためには、生理予定日の7日前からピルの服用を開始する必要があります。つまり、最低でも生理予定日の1週間より前までに、診察と処方を受けなければ間にません。

クリニックによっては予約が数週間先まで埋まっている場合もあります。そのため、「すぐに診察を受けられるか」「即日発送してもらえるか」は重要な選定基準となります。

予約の空き状況や配送までの時間を事前に確認し、希望する日に服用を開始できるクリニックを選びましょう。

選び方2|適正な価格を事前に確認できるか

生理を遅らせるピルのオンライン診療にかかる費用は、クリニックによって異なります。診察料、処方箋料、ピルの代金に加えて、オンライン診療の場合はシステム利用料や送料がかかる場合もあります。

クリニックを選ぶ際には、これらの費用が明確に提示されているかを確認しましょう。ホームページで料金体系が公開されているクリニックであれば、事前に費用の概算を把握できます。診察後の思わぬ出費を防ぐために、きちんと明記されているクリニックを選ぶと安心です。

生理を遅らせるピルの処方ならミライメディカルクリニックがおすすめ

ミライメディカルクリニックは、オンラインで中用量ピルの処方を受け付けているクリニックの一つです。厚生労働省指定のオンライン診療研修を修了した専門の医師が診察をおこないます。

24時間365日医師が待機しているため、すぐに診察が可能です。最短当日でお薬を発送することができるので、お急ぎの場合でも安心して受診することができます。電話診察なので、プライバシーを気にする必要もなく、自宅や職場からでも処方を受けることが可能です。

中用量ピルの処方を希望する方はぜひ一度ミライメディカルクリニックへご相談ください。

生理を遅らせるピルのオンライン処方から服用までの流れ

生理を遅らせたい予定がある場合、オンライン診療でピルを処方してもらうことができます。ここでは、ミライメディカルクリニックでオンライン処方を受ける際の、服用開始までの流れをステップごとにご説明します。

オンライン予約と問診

まずは、当院の公式LINEの友だち追加をおこないます。追加できたら、メッセージの指示に従って問診票を記入しましょう。

問診票では、年齢や最終月経開始日、過去の病歴、アレルギーの有無など、基本的な情報に加えて、必要な理由などについても詳しく記入します。記入が終わったら予約が完了です。

オンライン診察

問診票の入力が終わると、最短5分で医師から電話がかかってきます。電話に出たら診察開始です。診察では、問診票の内容をもとに、中用量ピルの服用が可能かどうか、また服用する上での注意点などを医師から説明を受けます。

処方と決済

医師が中用量ピルの服用を判断した場合、処方箋が発行されます。ミライメディカルクリニックでは、クレジットカード、後払い、PayPay、AmazonPayでの決済が可能です。決済が完了すると、指定の住所へ薬が発送されます。

薬の配送と服用開始

薬が自宅に届いたら、医師の指示に従って服用を開始します。一般的に、生理予定日の7日前から服用を開始し、1日1錠を同じ時間に飲み続けます。服用期間は、生理を遅らせたい期間に合わせて調整しますが、最大でも7〜10日程度が限度です。

生理を遅らせるピルのオンライン診療に関するよくある質問

ここでは、生理を遅らせるためのピルのオンライン診療に関するよくある質問とその回答を紹介します。

低用量ピルを服用中の場合でも中用量ピルを飲んでいいの?
低用量ピルを服用中の方でも、生理を遅らせる目的で中用量ピルを服用することは可能です。

ただし、低用量ピル服用中の場合は、そのまま低用量ピルを使って生理を調整できる場合もあります。どちらの方法が適しているかは、あなたの体質や状況によって異なりますので、自己判断で服用せず、必ず医師に相談し、指示を仰いでください。
生理を遅らせるピルは保険適用可能?
生理を遅らせる目的で使用する中用量ピルは、病気の治療ではないので保険適用外となります。全額自己負担となりますが、1錠あたり180〜200円程度で処方してもらうことが出来るので、比較的お手頃な金額と言えるでしょう。
生理を遅らせるピルを通販で購入することは出来る?
生理を遅らせるために使用される中用量ピルは、医師の処方箋が必要な医薬品です。そのため、ドラッグストアやインターネット通販などでの購入はできません。

稀に海外から個人輸入できるサイトもありますが、そこで販売されているピルは、品質や安全性が保証されていなかったり、偽造品や粗悪品が出回っている可能性もあります。服用すると健康被害のリスクが高まりますので、必ず医師に処方してもらうようにしてください。

参考:厚生労働省「医薬品等の個人輸入について

まとめ

生理を遅らせるピルは、旅行や大切なイベントなど、特定の日に生理が重ならないように調整したい場合に役立ちます。

主に中用量ピルであるプラノバールが使用され、遅らせたい日数分だけ服用を続けます。最大で10日程度まで遅らせることが可能ですが、長期間服用する場合は医師へ相談するようにしてください。

生理を遅らせるピルはオンライン診療でも処方可能です。オンライン診療を選ぶ際には、すぐに診察や処方を受けられるか、費用が明確であるかどうかを確認することが大切です。

オンライン診療の流れは、まずオンライン予約と問診を行い、次に医師によるオンライン診察を受けます。診察後に処方と決済を行い、薬が配送されたら服用を開始します。

生理を遅らせるためには、最低でも生理予定日の1週間前までに服用を開始する必要があるため、早めに準備をしましょう。

生理を遅らせるピルを希望する場合はぜひ一度ミライメディカルクリニックへご相談ください。

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