アフターピルの種類一覧!効果や費用、副作用を徹底比較

アフターピルには「ウリプリスタール」「レボノルゲストレル」「ヤッペ法」という3つの種類があり、それぞれ効果や服用時間に違いがあります。

この記事では、各種類を比較しながら、避妊効果や費用、副作用の違いを解説します。服用する際の注意点や、処方してもらう際のおすすめの方法まで紹介するので、自分に合ったアフターピルを選ぶ参考にしてください。

医師 阿部一也
当記事の監修医師
医師:阿部 一也
東京慈恵会医科大学医学部卒業。現在は板橋中央総合病院の産婦人科医長として、妊婦健診や分娩管理、新生児対応をはじめ、切迫流産・早産の管理などにも従事。婦人科領域では、子宮筋腫・卵巣嚢腫・子宮内膜症・骨盤内感染症などの良性疾患から、子宮癌・卵巣癌に対する手術および化学療法(抗がん剤治療)まで幅広く対応。さらに、PMS(月経前症候群)や更年期障害など、ホルモンバランスに関連する女性特有の不調についても積極的に診療している。日本産科婦人科学会専門医として、日々多くの女性の健康課題に向き合い、臨床の第一線で診療を続けている。

アフターピルの主な種類は3つ!表で比較

アフターピルは、望まない妊娠を避けるための緊急避妊薬です。

主な種類として、ウリプリスタール酢酸エステル、レボノルゲストレル、ヤッペ法の3種類があります。それぞれの特徴を理解し、自分に合った種類を選びましょう。

主なアフターピルの種類と効果は以下の表を参考にしてください。

ウリプリスタール レボノルゲストレル ヤッペ法
商品名 エラワン
エラ
ジョセイ
ノルレボ
レボノルゲストレル錠
マドンナ
プラノバール
中用量ピル
有効時間 120時間 72時間 72時間
服用方法 1錠を1回服用 1錠を1回服用 2錠を服用し12時間後に2錠追加
国内での承認 未承認(取り扱いのある医療機関で処方は可能。副作用被害救済制度の対象外) 承認済み(国内で唯一の承認薬。2026年2月2日から薬局でも買える) 緊急避妊としては承認されていない方法(中用量ピルの応用)
料金(税込) 16,500円 8,800円(薬局ならノルレボ7,480円・レソエル72が6,930円) 2,780円(21錠)
購入方法 LINEで購入 LINEで購入 LINEで購入

3種類の特徴については、以下で詳しく解説します。

ウリプリスタール酢酸エステル 120時間まで使えるが国内未承認

ウリプリスタール酢酸エステルは、商品名「エラワン」「エラ」「ジョセイ」などとして海外で販売されています。日本では承認されていません。取り扱いのある医療機関で医師の判断のもとに処方を受けることはできますが、薬局では買えず、副作用が出ても、健康被害が出たときに国が補償する医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

レボノルゲストレルやヤッペ法と違い、性交後120時間以内まで使えるとされています。72時間を超えてしまった場合の選択肢になりますが、日本産科婦人科学会の指針は、国内で唯一承認されているレボノルゲストレル錠を第一選択として推奨しています。72時間以内に間に合うなら、まずレボノルゲストレルを検討してください。

レボノルゲストレル 国内で唯一承認され、薬局でも買える

レボノルゲストレルは、商品名「ノルレボ(先発品)」として知られています。ジェネリック医薬品に、「レボノルゲストレル錠」や「マドンナ」があります。

性交後72時間以内に1錠服用します。現在、日本で最も一般的に使用されているアフターピルです。ヤッペ法と比べて、副作用は比較的少ないとされています。

ヤッペ法 中用量ピルを使う旧式の方法

ヤッペ法は、中用量ピルであるプラノバールを複数回服用する方法です。性交後72時間以内に2錠服用し、12時間後にさらに2錠服用します。

プラノバールは、本来緊急避妊のために開発された薬剤ではありません。そのため、吐き気や嘔吐などの副作用が強い傾向にあります。

ノルレボなどのアフターピルが広く使われる前に一般的だった手法であり、現在ではほとんど使用されていません。

アフターピル種類ごとの違い

アフターピルには大きく分けて3つの種類があります。それぞれ、避妊効果や費用が異なりますので、ご自身の状況に合わせて選択することが大切です。

避妊効果の違い 国内で承認されているのはレボノルゲストレルだけ

ウリプリスタール酢酸エステル(エラワン)、レボノルゲストレル(ノルレボ)、ヤッペ法(プラノバール)の避妊効果の違いは以下のとおりです。

ウリプリスタール(国内未承認)120時間以内に使えるとされます。数字は海外の臨床試験に基づくもので、国内の承認データはありません
レボノルゲストレル(国内承認)72時間以内の服用で妊娠阻止率81%(ノルレボ錠の添付文書)。72時間を超えた服用は用法・用量の適用外ですが、指針は「有効である可能性が高い」としています
ヤッペ法中用量ピルを応用した古い方法で、緊急避妊としての承認はありません。飲む回数が多く副作用も出やすいため、現在は第一選択にはなりません
出典:ノルレボ錠1.5mg 添付文書/日本産科婦人科学会「緊急避妊法の適正使用に関する指針(令和7年改訂版)」

ウリプリスタールは性交後120時間以内まで服用可能です。有効時間が長いうえ、高い避妊効果が期待できます。レボノルゲストレルは、日本で最も一般的に使用されているアフターピルですが、ウリプリスタールよりも有効時間が短いです。

ヤッペ法は、ノルレボなどのアフターピルが広く使われる前に一般的だった手法であり、避妊効果もそれほど高くないため、現在ではほとんど使用されていません。

どのアフターピルも、24時間以内の服用で最も高い避妊効果が期待できます。時間経過に伴う避妊効果の低下が著しいため、できるだけ早い時間の服用が大切です。

費用の違い 薬局なら7,000円前後、オンライン診療なら8,800円から

アフターピルの費用は自由診療のため、種類や医療機関によって異なります。一般的な目安は6,000円〜20,000円程度です。

ウリプリスタール15,000円〜20,000円程度
レボノルゲストレル7,000円〜12,000円程度
ヤッペ法6,000円〜10,000円程度

ウリプリスタールは、最も費用が高いですが、有効時間が長く、高い避妊効果が期待できます。効果を優先するのであれば、ウリプリスタールがおすすめです。

性交からあまり時間が経っておらず、費用を抑えたいのであれば、レボノルゲストレルでも問題ないでしょう。ヤッペ法は安価ですが、現在ではあまり推奨されません。

副作用の違い

アフターピルの主な副作用

(編集部作成)

アフターピルはホルモン剤のため、吐き気や嘔吐、不正出血、頭痛、倦怠感などの副作用が生じる可能性があります。

ウリプリスタール、レボノルゲストレル、ヤッペ法の順に、比較的副作用が少ないとされていますが、どの薬剤であっても個人差が大きいです。気になる症状が現れた場合は、医師に相談しましょう。

アフターピルを服用する際の3つの注意点

アフターピルは緊急避妊薬であり、望まない妊娠を防ぐための最終手段です。服用する際にはいくつか注意すべき点があります。正しく理解し、適切に使用することが大切です。

注意点1 2時間以内に嘔吐したら再服用を検討する

アフターピルを服用後、2時間以内に嘔吐してしまった場合は、薬が十分に吸収されていない可能性があります。

その場合は、速やかに医師に相談し、再服用が必要かどうか指示を受けてください。自己判断で再服用することは避けましょう。

注意点2 24時間以内の飲酒は避ける

アフターピルを服用した後、少なくとも24時間以内は、飲酒を控えましょう。アルコールとアフターピルの相互作用によって、吐き気や眠気などの副作用が増強する可能性があります。

避妊効果にも影響が出る恐れがあるため、望まない妊娠を防ぐためにも、服用後は安静にしていましょう。

注意点3 避妊なしの性行為はしない

アフターピルはあくまで緊急避妊薬です。常用的に使用することは想定されていません。

また、効果は一時的なものであり、アフターピルを服用したからといって、その後も避妊なしの性行為を続けるのは危険です。次の生理が来るまでは行為を避けるのが最善ですが、行為をする場合はコンドームなどを使用し、慎重に避妊するようにしてください。

アフターピルを処方してもらうならオンラインがおすすめ

オンライン診療のメリット

(編集部作成)

アフターピルは、医師の処方が必要なため、婦人科や産婦人科に足を運ぶ必要があります。しかし、アフターピルが必要なタイミングは、夜間や休日が多いはず。そんなときにおすすめなのがオンライン診療です。

時間や場所に制約がないため、近くに婦人科がない場合や、忙しくて通院する暇が無い場合でも気軽に処方してもらえます。郵送で届くので、心理的な抵抗がある場合でも誰とも会わずに受け取ることが可能です。

緊急アフピルであれば、避妊専門の医師が常に在籍しており、24時間365日待ち時間なしで無料相談が可能で、国内で承認されているアフターピルを8,800円(税込)〜販売しております。心配な方やアフターピルの購入を迷われている方は、お気軽にご相談ください。

参考:厚生労働省「健康・医療オンライン診療について

まとめ

アフターピルには主に3つの種類があり、それぞれ避妊効果や費用、副作用に違いがあります。

ウリプリスタール酢酸エステルは、服用できる時間が長く避妊効果も高いですが、費用も高めです。レボノルゲストレルは、服用時間が72時間以内と短めですが、比較的安価で入手できます。

ヤッペ法は、2回服用する必要があり、副作用が出やすいとされています。ノルレボなどのアフターピルが広く使われる前に一般的だった手法であり、現在ではあまり使用されていません。

また、アフターピルを服用する際には、いくつかの注意点があります。服用後2時間以内に嘔吐した場合は再服用が必要になること、服用後24時間以内の飲酒は避けること、そしてアフターピル服用後も避妊なしの性行為はしないことが大切です。

アフターピルは、緊急避妊が必要な場合に、早めに服用することで高い避妊効果が期待できます。もしもの時に備えて、アフターピルの種類や特徴、注意点について事前に知っておくことが重要です。

アフターピルの処方を希望される場合は、オンライン診療の緊急アフピルをおすすめします。24時間365日待ち時間なしで無料相談が可能で、国内で承認されているアフターピルを8,800円(税込)〜販売しております。

あわせて読みたい:全国のアフターピル処方クリニック一覧(種類別取扱)

関連記事

LINE友達追加