アフターピルは何時間以内に服用すべき?120時間を過ぎた場合の対処法も紹介

避妊に失敗してしまった、コンドームが破れた、避妊せずに性行為をしてしまった。そんな緊急時に頼りになるのがアフターピル(緊急避妊薬)です。しかし、アフターピルは何時間以内に服用すれば効果があるのでしょうか。

この記事では、アフターピルの種類別の有効時間と避妊効果、120時間を過ぎた場合の対応、入手方法、そして服用時の注意点について詳しく解説します。緊急時に冷静な判断ができるよう、事前に正確な知識を身につけておきましょう。

医師 新田凌也
当記事の監修医師
医師:新田 凌也
島根大学医学部卒業卒業後、神戸大学医学部附属病院、丹波医療センター研修。ミライメディカルクリニックでオンライン診療全般を担当。

アフターピルは何時間以内に飲むのが効果的?

アフターピルは、望まない妊娠を避けるための緊急避妊薬です。服用するタイミングが早ければ早いほど、妊娠を防げる割合も高まります。そのため、できるだけ早く服用することが大切です。とはいえ、今すぐには受診できない状況の場合もあります。

ここでは、アフターピルは何時間以内に飲むとどれくらいの効果が見られるのか、種類別に紹介します。

72時間有効アフターピルの場合(ノルレボ・レボノルゲストレル)

72時間以内に服用するタイプのアフターピルとして、ノルレボ錠やそのジェネリック医薬品であるレボノルゲストレル錠があります。日本で承認されている緊急避妊薬で、一般的に広く使用されている薬剤です。

<72時間有効アフターピルの妊娠阻止率>

24時間以内72時間以内120時間以内
95%85%60%(有効時間外)

72時間有効アフターピルの場合、24時間以内に服用した場合の妊娠阻止率は95%と高いですが、それ以降は大きく低下します。72時間を超えると6割程度となるため、迅速な服用が求められます。

120時間有効アフターピルの場合(エラ)

エラは、120時間以内に服用するタイプのアフターピルです。ウリプリスタル酢酸エステルを有効成分としており、従来のアフターピル(ノルレボ・レボノルゲストレル)と比べて有効時間が長いのが特徴です。

<120時間有効アフターピルの妊娠阻止率>

24時間以内72時間以内120時間以内
99%99%98.9%

120時間有効アフターピルの場合も、服用が早いほど効果が高いため迅速な対応が求められますが、72時間を超えても一定の避妊効果を維持できます。120時間以内の服用であれば、高い効果が期待できるため、性行為から時間が経っている場合におすすめです。

アフターピルの服用が遅れるほど効果が下がる理由

アフターピルは服用するタイミングが遅くなるほど、避妊効果が低下する傾向があります。

これは主に、アフターピルが排卵を遅らせたり抑制したりする仕組みで働くためです。性交から時間が経過するほど排卵が進む可能性が高まり、アフターピルの主な作用が発揮されにくくなります。

120時間を過ぎている場合でも、着床前であれば服用したほうがいい?

アフターピルは排卵や受精、着床を防ぐことによって避妊効果を発揮します。そのため、すでに受精卵が子宮内膜に着床して妊娠が成立している場合には、アフターピルを服用しても妊娠を中断させることはできません。

しかし、着床が完了するのは、受精後おおよそ6日から10日後と言われています。性行為後120時間(5日)以上経過してしまっていた場合は、期待できる効果が非常に低いとされていますが、全く効果がないとは言い切れません。

120時間(5日)以降であっても、着床が完了していない可能性がありますが、自己判断での服用は避け、必ず医療機関に相談するようにしてください。

今すぐ受診したいならオンライン診療の「緊急アフピル」がおすすめ

種類120時間有効アフターピル72時間有効アフターピル
価格(税込)16,500円8,800円
有効成分ウリプリスタール酢酸エステルレボノルゲストレル
避妊率120時間以内の服用で98.9%72時間以内の服用で85%

アフターピルが必要なら、オンライン診療の「緊急アフピル」がおすすめです。従来は婦人科を受診するのが一般的でしたが、オンライン診療ならインターネット環境があればどこからでも受診できるので、手軽に処方してもらうことができます。

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アフターピルを服用する際の注意点3つ

(編集部作成)

アフターピルは、避妊に失敗した可能性のある性行為後に妊娠を防ぐための薬ですが、いくつかの重要な注意点があります。以下3つのポイントをしっかりと覚えておきましょう。

注意点1|服用後2時間以内に嘔吐した場合は再服用の必要がある

アフターピルは、服用後2時間以内に嘔吐してしまうと薬の有効成分が十分に吸収されず、効果が薄れてしまう可能性があります。そのため、嘔吐した場合は速やかに医師に相談し、再服用する必要があるか確認してください。

また、服用後しばらくは安静にし、吐き気を催しやすい行動(激しい運動や飲酒など)は控えましょう。

参考:厚生労働省「緊急避妊薬ファクトチェック

注意点2|次の生理が来るまでは適切な避妊方法を取ること

アフターピルはあくまで緊急的な措置であり、その後の性行為に対する避妊効果はありません。そのため、次の生理が来るまでは、コンドームの使用や低用量ピルの服用など、適切な避妊方法を必ず行ってください。

また、アフターピル服用後の生理は、通常よりも早く来たり遅れたりすることがあります。生理予定日から1週間以上遅れる場合は、妊娠検査薬で確認するようにしてください。

注意点3|アフターピルを服用しても必ず避妊できるわけではない

アフターピルは、性行為後72〜120時間以内に服用することで高い避妊効果が期待できますが、100%ではありません。服用時期や体質によっては、妊娠する可能性もゼロではないことを理解しておきましょう。

もしアフターピル服用後に妊娠の可能性がある場合は、医師に相談し、適切な指導を受けるようにしましょう。

まとめ

アフターピルは緊急避妊薬として、その服用タイミングが効果を大きく左右します。72時間有効タイプ(ノルレボ・レボノルゲストレル)は24時間以内の服用で95%の妊娠阻止率を示しますが、時間経過とともに効果は低下し、72時間を超えると60%程度まで下がります。

一方、120時間有効タイプ(エラ)は、24時間以内でも99%と高い効果を示し、120時間経過後でも98.9%の効果を維持できるため、性行為から時間が経過している場合に特に有効です。120時間を超えた場合でも、着床が完了していない可能性はあるため、医師に相談した上で服用を検討することも選択肢の一つです。

アフターピル服用時の注意点として、①服用後2時間以内の嘔吐は再服用が必要になること、②次の生理までは適切な避妊が必要なこと、③100%の避妊効果ではないことを理解しておくことが重要です。

緊急時に備えて正しい知識を持ち、適切な対応ができるよう準備しておきましょう。迅速な対応が必要な場合は、24時間365日対応のオンライン診療「緊急アフピル」が便利です。今すぐに受診したい方はぜひ利用してみてください。

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