中出しされたらどうする?アフターピルの入手方法や注意点

「中出しされてしまった、妊娠したらどうしよう…」
「アフターピルってどうやって手に入るの?」
パートナーに中出しをされたり、コンドームが破れていたりすると、妊娠してしまうのではないかと不安になりますよね。

この記事では、中出しによるアフターピルの服用について紹介しています。アフターピルの服用のタイミングや入手方法、そしてアフターピルを服用した後に取るべき行動についても合わせて紹介しています。

いざという時のために効果や副作用についても知っておくと安心です。きちんと理解してアフターピルを服用できるように、最後まで読んでみてください。

中出し後はできるだけ早くアフターピルを飲もう

避妊に失敗してしまった、あるいはそもそも避妊しないまま性行為に及んでしまった場合、妊娠の可能性が高まります。

特に、膣内射精、いわゆる中出しをしてしまった場合は要注意です。

妊娠を望んでいないのであれば、できるだけ早くアフターピル(緊急避妊薬)を服用することが大切です。

アフターピルは、性行為後24時間以内に服用することで、約95%の確率で妊娠を防げるとされています。

性行為から服用までの時間が経過するほど、その効果は低下していくので、できるだけ早く服用するのが望ましいです。

120時間以内であれば高い避妊効果が期待できる新しいアフターピルもありますので、性行為から多少の時間が過ぎてしまったとしても、着床前であれば妊娠を防げる可能性があります。

そのため、できるだけ早くアフターピルを服用することが最優先です。

緊急アフピルであれば、避妊専門の医師が常に在籍しており、24時間365日待ち時間なしで無料相談が可能で、国内で承認されているアフターピルを8,800円(税込)〜販売しております。心配な方やアフターピルの購入を迷われている方は、お気軽にご相談ください。

中出しの場合、膣外射精よりも妊娠リスクが高い

避妊しないまま性行為をした場合、妊娠のリスクは膣外射精(外出し)よりも中出しの方が高くなります。

特に、排卵日付近であれば、妊娠に至る可能性が高まります。避妊の観点から言えば、中出しは絶対に避けるべき行為だと言えるでしょう。

ただし、中に出さなければ大丈夫、ということでもありません。

射精のタイミングを見計らって膣外に射精する、いわゆる外出しは、一定の避妊効果が期待できる一方で、完璧な避妊法とは言えません。

実際、膣外射精をしたつもりでも、タイミングを誤って膣内に射精してしまう可能性はあります。

また、射精の前に漏れ出る我慢汁にも精子が含まれており、我慢汁だけでも妊娠する可能性は十分にある話です。

自分自身やパートナーとの関係を守るためにも、きちんとした方法で避妊することを心がけましょう。

アフターピルの効果は時間が経つほど低下する

アフターピルは、性行為後できるだけ早く服用するのが鉄則です。その理由は、性行為からの経過時間によって、アフターピルの避妊効果が大きく変化するからです。

排卵前であれば排卵を抑制、排卵後であれば受精の阻害や受精卵が着床するのを阻止する働きがあります。

アフターピルは性交後72時間〜120時間以内の服用で避妊効果があるとされており、服用のタイミングが早ければ早いほど効果が期待できます。

また、アフターピルの効果を最大限に引き出すためには、正しい服用タイミングと用法・用量を守ることが不可欠です。

医師の指示を仰ぎながら、できる限り早期の服用を心がけましょう。

アフターピルってなに?

アフターピルとは、性行為後に服用する緊急避妊薬のことを指します。避妊に失敗してしまった場合や、避妊しないまま性交渉をもってしまった際に、妊娠を防ぐために用いられる薬剤です。

アフターピルは、性交後72時間〜120時間以内に服用することで高い避妊効果を発揮するため、できるだけ早く飲むことが望ましいとされています。

アフターピルの料金は、薬剤の種類や医療機関によって異なりますが、1回あたり数千円から1万円程度が目安となります。

保険適用外のため、全額自己負担となる点には注意が必要です。

アフターピルは性交後の避妊方法として効果が期待できるものであり、事前の計画的な避妊方法としての効果はありません。

確実に避妊を防げるわけでもないため、「アフターピルを飲めば良いや」と、避妊せずに性行為をするのはおすすめできません。

あくまで緊急避妊の手段として活用し、きちんと避妊を怠らないようにしましょう。

参考:「緊急避妊薬 | Tokyo Sexual Health

アフターピルを入手する方法は2つ

アフターピルはできるだけ早く服用することが望ましいとされていますが、日本ではアフターピルの入手方法が限られており、どこで入手できるのかわからない方も多いのではないでしょうか。

ここでは、アフターピルを入手する主な方法として、医療機関での購入とオンライン診療での購入について詳しく解説します。避妊に失敗してしまった際の対処法として、ぜひ参考にしてみてください。

医療機関での購入方法

アフターピルを入手する最も一般的な方法は、医療機関を受診し、処方してもらうことです。産婦人科や婦人科で医師の診察を受けた上で、処方箋を発行してもらえます。

受診の際は、性行為のあった日時や避妊の有無、月経の状況などについて詳しく説明する必要があります。特に中出しをしてしまった場合は、正直に伝えることが重要です。医師はそれらの情報を総合的に判断し、アフターピルの処方が可能かどうかを決定します。

処方箋を受け取ったら、調剤薬局でアフターピルを購入することになります。薬局では薬剤師から服用方法や注意点について説明を受けられるので、わからないことがあれば遠慮なく質問しましょう。

ただし、医療機関で処方してもらう場合、受診から服用までに一定の時間を要します。

休日や夜間は受診できないことや、移動時間なども考慮しなくてはいけません。アフターピルは72時間〜120時間以内の服用が原則とされているため、時間的な制約がネックとされています。

そこでおすすめなのが、24時間いつでも診察可能なオンライン診療です。

オンライン診療での購入方法

オンライン診療のメリット

近年、オンライン診療の普及に伴い、アフターピルをオンラインで購入できるサービスも登場しています。

スマートフォンやパソコンを使って、24時間診察を受けられ、「診察・処方・アフターピル購入・入手」まで自宅で完結するのは大きなメリットです。

オンライン診療では、まず問診票に必要事項を入力します。避妊の失敗があった日時や経緯、普段の月経の状況などを詳しく記入します。それをもとに、オンライン上で医師による診察が行われます。

医師が処方すると、アフターピルが自宅に配送されるという流れになります。

オンライン診療では、薬の配送は日本全国に配送可能で、16時までに決済が完了すれば、最短で翌日に届きます。

また、関東圏の場合はエクスプレス配送が選択でき、当日10時までの決済完了で当日に届くことも可能です。

自分の状況に合った方法を選び、できるだけ早く医師の処方を受けるようにしましょう。

アフターピルの副作用と注意点

アフターピルの主な副作用

アフターピルは服用によって副作用が現れることがあります。

ここでは、アフターピルの主な副作用とその対処法、そして服用時の注意点について詳しく解説します。避妊に失敗してしまったときの対処法として、ぜひ参考にしてみてください。

主な副作用

アフターピルの主な副作用として、以下のようなものが挙げられます。

  • 吐き気・嘔吐
  • 下腹部痛
  • 不正出血
  • 頭痛
  • めまい
  • 倦怠感

参考:「ノルレボ錠1.5mg

また、服用後に消退出血が起こることもあります。

消退出血は、アフターピルによって子宮内膜が剥がれ落ちることで生じる出血です。経血量が多かったり、出血が長引いたりする場合は、医療機関を受診しましょう。

副作用の症状が強い場合は我慢せず、アフターピルを処方された医師に相談するようにしてください。

副作用の対処法

アフターピルの副作用への主な対処法は以下の通りです。

吐き気・嘔吐制吐剤の服用や、しょうがなどのハーブティーを飲むことで緩和できることがあります。
下腹部痛痛みが強い場合は、鎮痛剤を服用するのも一つの方法です。また、温めることで痛みが和らぐこともあります
不正出血経血量が多い場合は、生理用ナプキンを頻繁に交換しましょう。
頭痛・めまい・倦怠感休養を取ることが何より大切です。
眠気服用の前後30分を避ければ、コーヒーなどを飲んでも大丈夫です。

アフターピルは頭痛薬・解熱剤・胃腸薬などと併用しても問題はありません。

しかし、病院からの常備薬がある場合は、担当の医師やアフターピルの診察をする際に相談すると良いでしょう。

また、これらはあくまでも一般的な対処法です。副作用の症状や程度は個人差が大きいため、不安な場合は我慢せずに医療機関を受診することが大切です。

アフターピル服用後の注意点

アフターピルを服用する際は、以下の点に注意が必要です。

  • 可能な限り早期の服用を心がける
  • 正しい用法・用量を守る
  • 他の薬剤との相互作用に注意する

アフターピルの効果は時間とともに低下します。性行為から72時間〜120時間以内、できれば24時間以内の服用が望ましいです。できる限り早く医療機関もしくはオンライン診療を受診しましょう。

受診後は、アフターピルの効果を最大限に引き出すため、医師の指示に従って正しく服用することが不可欠です。自己判断で服用量を増やしたりしてはいけません。

また、アフターピルは、他の薬剤と相互作用を起こす可能性があります。服用中の薬がある場合は、医師や薬剤師に相談しましょう。

アフターピル服用後に気をつけるべき3つのこと

「中出ししたけどアフターピルを飲んだからひと安心」と感じるかもしれませんが、アフターピルを飲んだあとは、体のケアや妊娠以外のリスクも気にかける必要があります。

ここでは、アフターピルを服用後に、気をつけるべきことを詳しく解説します。

必要に応じて医療機関への受診を

アフターピル服用後、妊娠の有無を確実に確認するためには、医師による診察が重要です。

服用から3週間後に妊娠検査薬の結果が陰性であっても、稀に妊娠している可能性があります。また、子宮外妊娠などの異常妊娠のリスクもあるため、専門医による超音波検査などの詳細な診察が必要です。

さらに、アフターピルの効果や今後の避妊方法についても医師に相談することで、より確実な避妊計画を立てることができます。

医師の診察を受けることで、心身両面での安心を得られるでしょう。

避妊方法の見直し

アフターピル服用後、必ず行ってほしいのが、避妊方法の見直しです。

アフターピルはあくまでも緊急避妊の手段であり、普段の避妊方法として継続的に使用するのはおすすめできません。

中出しをしたことで、アフターピルを飲む必要がある状況に至ってしまったことを軽視せず、きちんと正しい避妊の仕方を理解して、自分やパートナーを守ることが大切です。

コンドームの使用は、妊娠を防ぐだけでなく、性感染症の予防にも効果的です。また、コンドーム以外の避妊法として、低用量ピルや子宮内避妊具(IUD)などのオプションもあります。

自分のライフスタイルに合った避妊法を選択しましょう。

性感染症検査を!「大丈夫」は危険

中出しによってアフターピルを服用した場合、性感染症のリスクについても考慮する必要があります。アフターピルは妊娠を防ぐことはできても、性感染症を予防することはできないからです。

性感染症は、クラミジアや淋病、梅毒、HIV感染症など、性的接触によって感染する疾患の総称です。無症状のこともあるため、感染に気づきにくいのが特徴です。

性交渉の相手が性病検査を受けているか不明な場合など、感染の可能性があるなら、医療機関を受診し、検査を受けましょう。早期発見・早期治療が何より重要です。

特に、HIV感染症は早期治療が予後を大きく左右するため、感染の可能性がある場合は必ず検査を受けましょう。

また、性感染症は感染しても自覚症状がない場合があるため、定期的な検査を受けることも推奨されます。特に、複数のパートナーとの性的接触がある場合は、より一層の注意が必要です。

性感染症は早期発見・早期治療が何より大切です。感染のリスクがある場合は、躊躇せずに検査を受けましょう。

アフターピルのよくある質問と回答

ここでは、アフターピルに関するよくある質問とその回答を紹介します。避妊に失敗してしまったときの対処法として、ぜひ参考にしてみてください。

避妊できたかどうかはどうやって分かるの?

アフターピルを服用しても、本当に避妊ができたのかどうか不安になる方も多いでしょう。

アフターピルの服用後、避妊の成功を確認する方法は主に3つあります。

1つ目は、次の生理を待つことです。アフターピルを服用してから3週間以内に生理が来れば、避妊に成功したと考えられます。ただし、生理が数日遅れることもあるので、すぐに妊娠を心配する必要はありません。

2つ目は、消退出血の有無を確認することです。アフターピルの服用後、3日から7日ほどで消退出血と呼ばれる薄い出血が起こることがあります。これは、避妊に成功したサインと言えます。ただし、不正出血の場合もあるため、判断が難しいケースも多いです。

3つ目は、妊娠検査薬を使うことです。アフターピルの服用から3週間後に、妊娠検査薬で陰性が確認できれば、避妊に成功したと判断できます。

避妊の成功を確認するためには、上記3つの方法で確認できますが、あくまで自己判断です。

医師の診断を受けられる病院での検査がもっとも確実なので、不安がある人は受診を検討してみてください。

アフターピルを何度も使用しても大丈夫なの?

アフターピルは、あくまでも緊急避妊の手段であり、計画的な避妊の代替にはなりません。頻繁に服用することは、身体に大きな負担をかけることになります。

アフターピルに含まれるホルモン剤は、通常のピルよりも高用量であるため、服用するたびに体内のホルモンバランスが大きく乱れます。その結果、生理不順や不正出血などの副作用が現れやすくなるのです。

これらの症状はあくまで一時的であり、不妊への影響もないとされていますが、少なからず体に負担がかかることは明らかです。

アフターピルを安易に繰り返し使用するのは避け、普段から確実な避妊を心がけましょう。

生理が遅れた場合の対処法は?

アフターピルの服用後、次の生理が遅れることはよくあります。通常、遅くとも7日以内には生理が始まるとされていますが、個人差も大きいのです。

しかし、もし生理が1週間以上遅れるようであれば、妊娠の可能性を疑う必要があります。その場合は、まず市販の妊娠検査薬を使ってみましょう。

妊娠検査薬が陽性だった場合は、速やかに産婦人科を受診し、確実に妊娠しているかをけんさすることが大切です。

また、妊娠が確定した場合、出産するか中絶するかの選択を迫られることになります。一人で抱え込まずに、パートナーや信頼できる人に相談しながら、慎重に決断しましょう。

予期せぬ妊娠は誰にでも起こり得ることです。そのような時こそ、一人で抱え込まずに周囲の支えを借りながら、自分の人生を選択していくことが何より大切なのです。

まとめ

アフターピルは、避妊に失敗してしまった時の緊急避妊法として、非常に有効な手段です。特に、中出しをしてしまった場合は、できるだけ早期の服用が何より大切だと言えるでしょう。

ただし、アフターピルはあくまでも緊急避妊の手段であり、計画的な避妊の代替にはなりません。頻繁な服用は、身体に大きな負担をかけることになります。

もしも避妊に失敗してしまった場合は、できるだけ早くアフターピルを服用し、その後の生理の有無を確認することが大切だと言えます。

避妊に失敗してしまった時は、誰もがパニックになってしまうものです。

しかし、落ち着いて状況を見極め、適切な対処法を選択することが何より重要だと言えるでしょう。

この記事が、避妊に失敗してしまった方の不安を少しでも和らげ、適切な選択をする助けになれば幸いです。

緊急アフピルであれば、避妊専門の医師が常に在籍しており、24時間365日待ち時間なしで無料相談が可能で、国内で承認されているアフターピルを8,800円(税込)〜販売しております。心配な方やアフターピルの購入を迷われている方は、お気軽にご相談ください。

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