「また気持ち悪い…横になったほうがいい?それとも吐いたほうが楽になる?」つわりのつらさのなかで、そんな迷いが頭をぐるぐる回っていませんか。今まさにしんどい状態で検索している方も多いと思います。
妊娠中の気持ち悪さは、多くの場合、体の中で起きている変化に伴って現れる症状のひとつです。ただ、そのつらさには個人差があり、「これくらい我慢しなきゃ」と無理をしてしまう方も少なくありません。
この記事では、体の中で起きていることから、「吐いたほうがいいの?」と迷った時の考え方や対処法を紹介します。
目次
なぜこんなに気持ち悪くなるの?体の中で起きていること
つわりによる吐き気は、一つの原因だけで起きているわけではありません。
妊娠に伴うホルモンの変化に加え、体調や生活リズムなど、いくつかの要素が重なって現れると考えられています。
まずは体の中で起きていることを整理してみましょう。
ホルモン変化と自律神経の影響
妊娠初期は、体の中でホルモン環境が大きく変わる時期です。
つわりのはっきりした原因はまだ分かっていませんが、妊娠に伴うホルモンの変化が、吐き気や体のだるさなどに関係していると考えられています。また、妊娠に伴う変化で消化の調子が変わることもあり、普段より胃のムカムカや不快感を感じやすくなる方もいます。
「なぜ突然こんなに体がしんどいのか」と戸惑う方も多いですが、妊娠に伴う体の変化が関係している場合が多く、決して珍しいことではありません。
空腹・血糖・体調の変化など身近な要因
ホルモンの影響だけでなく、日常的な体の状態も吐き気に関わっています。
空腹になるとムカムカしやすくなる人もいますし、食事の間隔があきすぎると気持ち悪さが強まることもあります。また、疲れがたまっている日や睡眠不足の時に、症状が強く出る方も少なくありません。
「今日は特につらい」と感じる日も、こうした体調の変化が重なっていることが多いのです。
気持ち悪い時と楽な時が交互にくる理由

つわりは一日中同じ強さで続くわけではなく、波があることも特徴です。
- 空腹や食後など、胃の状態が変わるタイミング
- その日の疲れやストレスの程度
- においや環境の刺激
こうした要因が重なり、「さっきは平気だったのに」「急に気持ち悪くなった」と感じることがあります。症状に波があること自体は、多くの妊婦さんが経験していることです。
つわりで気持ち悪い時の乗り切り方|まず試したい対処法
しんどい時は「何かしなきゃ」と焦ってしまいがちですが、まずはできることを一つ試してみるだけで十分です。
完璧にこなす必要はありません。
今の状態に合わせて、取り入れやすい工夫を選んでみてください。
横になる?楽な体勢の取り方
気持ち悪い時は、無理に動き続けるより、体を横にしたほうが楽になる方が多いです。体勢によって感じ方が変わるため、自分に合う姿勢を探してみてください。
| 状態 | 試したい体勢 |
|---|---|
| 吐き気が強い | 左側を下にして横になる |
| 胃がムカムカする | 上半身を少し起こす |
| においがつらい | 風通しの良い場所で楽な姿勢をとる |
左側を下にして横になると楽に感じる人もいれば、上半身を少し起こしたほうが落ち着く人もいます。クッションやたたんだタオルを使って角度を調整しながら、今の症状が少しでも楽になる体勢を探してみてください。
少量でOKな食べ物と避けたい食事
つわりの時期は「食べなければ」というプレッシャーを感じる方も多いですが、まずは少量口にできれば十分です。
食べやすいものの特徴として、次のようなものが挙げられます。
- 冷たくてにおいの少ないもの(冷やしたりんご、ゼリー、冷奴など)
- 少量ずつ口にできるもの(クラッカー、おにぎり一口分など)
- さっぱりした味のもの(梅干し、酢昆布など)
一方で、脂っこい食事は胃への負担が大きく、症状を悪化させやすいため、つわりがひどい時期は避けるほうが無難です。揚げ物や炒め物など、においの強い料理も同様です。食べられる時に食べられるものを少量食べる、という考え方でいるとよいでしょう。
飲み物の選び方と水分補給
水分が取れないと脱水になりやすいため、飲み物の選び方も重要です。
- 常温の水や白湯は、胃への刺激が少なく飲みやすい
- 冷たいものが口に合う時は、炭酸水や薄めたスポーツドリンクも選択肢の一つ
- 一気に飲もうとせず、スプーン1杯分から少しずつ飲む
冷たい飲み物が得意な人、温かいほうが落ち着く人など、個人差があります。まず一口試して、体が受け付けるものを探してみましょう。
吐いた後は特に水分が失われやすいので、少量ずつこまめに補うことを意識してみてください。
ツボや深呼吸など、その場でできるセルフケア
横になれない場面や、すぐ食事が取れない状況でも試せることがあります。
手首の内側にある「内関(ないかん)」というツボは、吐き気対策として知られているポイントのひとつです。軽くゆっくり押してみることで、気持ちが落ち着くと感じる方もいます。強く押す必要はありません。じんわりと心地よい程度の力で、数十秒ほど試してみてください。
また、吐き気を感じた時は浅い呼吸になりがちです。鼻からゆっくり息を吸い、口からゆっくり吐く深呼吸を数回くり返すと、気持ちが落ち着いて楽に感じることがあります。
静かな場所で目を閉じ、においや音の刺激を減らすことも助けになります。

吐いたほうがいい?迷った時の判断ポイント
「吐けば楽になるのかな」「でも無理に吐くのはよくない?」と迷う方は少なくありません。
正解は一つではなく、その時の体調によって判断が変わります。
無理に吐かなくていい理由と吐いた後のケア
吐き気があっても、無理に吐こうとする必要はありません。
- 無理に吐くと、喉や胃に負担がかかることがある
- 吐いたあとも気持ち悪さが続く場合が多い
- 体力を余計に消耗してしまうことがある
自然に吐いてしまった場合は無理に止める必要はありませんが、「吐けば楽になるかも」と意図的に吐くことはおすすめできません。
吐いた後は、まず口の中を水で軽くゆすぎ、その後、少量ずつ水分をとってみてください。すぐ横になる場合は、上半身を少し起こした姿勢のほうが楽なこともあります。
お風呂・仕事はどう考える?
つわりが強い日は、長時間の入浴や熱めのお湯がつらく感じることがあります。気持ち悪さがある日は、シャワーで短時間に済ませたり、体を拭くだけにしたりするのもひとつの選択です。
仕事については、「休んでいいのかな」と迷う方も多いと思います。症状が強い日は、無理を続けるよりも、体調を優先することが大切です。可能であれば、信頼できる人に状況を共有しておくと、気持ちの負担が少し軽くなることもあります。
「周りに迷惑をかけてしまう」と感じる方もいますが、体を優先することが長期的に見ても大切な判断です。
こんな時は医療機関への相談を検討して
つわりは妊娠中によくみられる症状ですが、程度によっては医療的なサポートが必要になることもあります。
- 水分がほとんど取れない(飲んでも吐いてしまう状態が続く)
- 8〜12時間以上尿が出ない、または尿の色がかなり濃い
- 吐き気や嘔吐が激しく、日常生活が送れない状態が数日続いている
- 体重が急激に減っている、または著しく体力が落ちている
これらの状態が続く場合は、「このくらいで相談していいのかな」と迷わず、医療機関に連絡してみてください。

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まとめ
今の気持ち悪さは、異常なものではなく、多くの妊婦さんが経験している症状です。楽になる方法は一つではなく、体勢を変える・少量の食事や水分を取る・深呼吸をするなど、自分に合うものを試しながら見つけていくことが大切です。
つらい日は「今日はこれだけで十分」と考えて、無理をしすぎないようにしてください。そして、水分が取れない、尿が出ないなど気になる症状がある時は、迷わず医療機関に相談しましょう。
