フォシーガ

フォシーガとは

フォシーガ5mg
有効成分ダパグリフロンジン 5mg(ダパグリフロンジンプロビレングリコール水和物として6.15mg)

フォシーガは、もともと2型糖尿病の治療薬として開発された薬です。
腎臓に作用して尿中に糖を排出すことで、血糖値を下げる効果があります。

体内の糖を排出することで体重減少が期待でき、美容クリニックではダイエット目的での処方もされるようになりました。

引用:くすりのしおり 「フォシーガ5mg、フォシーガ10mg

SGL2阻害薬がダイエットに効果的な3つの理由

フォシーガをはじめとするSGL2阻害薬は、腎臓の近位尿細管における糖の再吸収を抑制し、尿中への排出を促すことで血糖値を下げる作用があります。

身体に必要な糖は残し、血糖値が低い時は尿への糖排出が抑制されるため、必要以上に血糖値を下げることがない点も特徴です。

ダイエット効果としては以下の3つのメカニズムがあります。

①1日に200~400キロカロリー(糖質にすると50~100g)の糖を排出できると言われているため、体重減少が期待できる。

1日200~400キロカロリーということは、1ヶ月6,000~15,000kcalが消費される計算になります。
体重1kgの減量に必要な消費カロリーは7200kcalのため、1ヶ月あたり約1~2kgの減量が期待できます。

〜糖質50~100gはこれくらい〜

・ご飯 茶椀軽く一杯
・うどん(麺のみ) 一杯
・パスタ(麺のみ) 1食分
・さつまいも 約150g
・バナナ 約2本
・ショートケーキ 100g
・ポテトチップス 1袋
・カステラ1切れ

※糖質のみカロリーカットでき、脂質やタンパク質には効果は期待できません。

②余分な糖を排出することで血糖値の変動が緩やかになるため、身体が脂肪をため込みにくくなる。

通常、糖分の摂取により血糖値が急激に上昇すると、それを下げるためにインリンが大量に分泌されます。

インスリンには余分な糖を脂肪として蓄える働きがあるため、これが肥満の原因にもなっています。

フォシーガは糖分の排出による血糖値の安定化、インスリンの過剰分泌抑制作用により、脂肪蓄積を抑制するため、ダイエット効果が期待できます。

③体内脂肪を積極的に燃焼する効果がある

通常、体はエネルギー源として糖を優先的に利用しますが、フォシーガによって糖の排出が促されると、体はエネルギー源として脂肪を利用し始めます。
そのため、フォシーガは体内の脂肪燃焼を促進し、ダイエット効果につながると考えられているのです。

フォシーガ10mgを服用した場合、24週間の臨床試験では平均約3.17kgの体重減少効果。52週間の大規模調査では平均2.8kgの体重減少が報告されています。

参考:医薬品医療機器総合機構|アストロゼネカ「臨床に関する概括評価フォシーガ®錠

フォシーガの価格

ダイエット目的で処方してもらう場合、フォシーガは保険適用外となります。自由診療のため、価格はクリニックによって異なる点に注意しましょう。

以下はミライメディカルクリニックでの価格になります。

用量通常価格定期便10% OFF
5mg錠10,200円9,180円

▲記載は税抜価格

フォシーガの内服前チェック

内服に注意が必要な方もいるため、紹介します。
該当する方は内服前に医師に必ず確認しましょう。

内服に注意が必要な方

脱水を起こしやすい方

尿路感染や性器汗腺がある方(症状悪化のリスクがあります)

□低血糖を起こす恐れがある方

□1型糖尿病を合併する慢性心不全および慢性腎不全の方

□利尿薬内服中の方(利尿作用が増強される)

□リチウム製剤内服中の方

□血糖の変動に関わる薬や糖尿病用薬内服中の方

参考:医療用医薬品「フォシーガ

フォシーガの服用方法

容量1日1回5~10gを服用
内服のタイミング食前・食中・食後のいつでも可ただし、朝内服すると夕食時でも効果が持続する
注意点利尿作用があるため就寝前の服用は控える。

フォシーガの副作用は?膀胱炎や低血糖に注意

フォシーガを服用すると、人によっては副作用が現れることがあります。服用する際は以下の症状を把握しておきましょう。

低血糖フォシーガは血糖値を下げる薬なので、服用しすぎると低血糖を起こす可能性があります。特に、他の血糖値を下げる薬と併用している場合は注意が必要です。
脱水症状尿の量が増えることで、体内の水分が失われやすくなり、脱水症状を引き起こす可能性があります。
尿路感染症(膀胱炎など)尿中の糖が増えることで、細菌が繁殖しやすくなるため、尿路感染症のリスクが高まります。
性器感染症(腟カンジダ症など)尿中の糖が増えることで、性器周辺の環境が変化し、カンジダ菌などの真菌が繁殖しやすくなるため、性器感染症のリスクが高まります。
むくみフォシーガは、体内の水分量を変化させるため、むくみが現れることがあります。
ケトアシドーシス糖尿病の患者さんが、インスリンが不足した状態になると、体が脂肪をエネルギー源とするためケトン体が過剰に作られ、血液が酸性に傾くケトアシドーシスという重篤な状態になることがあります。フォシーガも体に脂肪をエネルギー源へするように促すためケトアシドーシスのリスクを高める可能性があります。

これらの副作用は個人差があり、必ずしも全ての人に現れるわけではありません。

便秘や頻尿など、上記以外に報告されている副作用もあるため、少しでも異変を感じたら、速やかに医師へ相談しましょう。

フォシーガとリベルサス、 メトホルミンの違いを徹底比較!

フォシーガ、リベルサス、メトホルミンは、いずれもダイエットにも効果が期待できる薬として注目されています。

それぞれの違いは以下のとおりです。

フォシーガリベルサスメトホルミン
分類SGLT2阻害薬GLP-1受容体作動薬ビグアナイド薬
主な作用尿中に糖を排泄し、血糖値を下げる食欲抑制とインスリン分泌促進肝臓での糖生成を抑制
服用方法1日1回1日1回(空腹時)1日2~3回(食後)
主な副作用脱水、頻尿、性器感染症消化器症状、低血糖腹痛、下痢、低血糖

これら3種類の薬はいずれも糖尿病治療薬として使用されていますが、作用や副作用、価格など多くの面で違いがあります。

それぞれの違いを考慮し、個人の状態や目的、生活スタイルに合わせて最適な薬を選択することが重要です。

ダイエット目的でフォシーガの処方してもらうならミライメディカルクリニックがおすすめ

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フォシーガは処方箋が必要な薬のため、医師の診察を受けて処方してもらう必要があります。
しかし、忙しくてなかなか病院を受診する時間が取れない、ダイエット目的で来院するのに心理的な抵抗があるという方も多いのではないでしょうか。

オンライン診療のミライメディカルクリニックであれば、自宅や職場など、ご自身の都合の良い場所から診察を受けることができます。
また、予約も比較的取りやすく、待ち時間が少ないというメリットもあります。

フォシーガの服用を検討している方はぜひ利用してみてください。

参考:厚生労働省「健康・医療オンライン診療について

フォシーガに関するよくある質問

フォシーガに関するよくある質問とその回答を紹介します。

フォシーガの効果時間はどれくらい続きますか?
フォシーガの持続時間は、24時間です。
内服後約1時間で効果が出始め、8~12時間を境にゆるやかに効き目は落ちていき、24時間経つ頃には効き目がほとんどなくなります。
フォシーガは服用してどのくらいでダイエット効果を実感できますか?
ダイエット効果を実感するまでの期間には個人差がありますが、フォシーガは服用した当日から1日あたり200〜500kcal相当の糖分を尿から排出することが可能です。

継続的に服用を続けることで、約1か月後には1〜2kgの体重減少が見込まれるでしょう。また、適切な食事管理や運動を組み合わせることで、より効果的なダイエット結果を得られる可能性があります。

効果が実感できない場合や、副作用が気になる場合は、必ず担当医師に相談してください。
フォシーガに食欲を抑える効果はありますか?
フォシーガの主な作用は、腎臓での糖の再吸収を阻害し、尿中に糖を排出することです。そのため、食欲抑制効果は報告されていません。
フォシーガと他のダイエット薬を併用できますか?
種類によっては可能です。とくにフォシーガとリベルサスの併用ダイエットは、それぞれの薬の効果を相乗的に高めることができると考えられています。

ただし、自己判断で併用すると、副作用のリスクが高まる可能性があります。いずれの薬であっても、併用する際は必ず医師に相談して下さい。

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