「最近体重が増えてきて、ダイエットしたいけどなかなか続かない…」「気づいたら食欲を抑えきれずにたくさん食べてしまう…」という方におすすめなのが、糖尿病治療薬の「リベルサス」です。
この記事では、リベルサスで期待できるダイエット効果や、その仕組み、副作用、他のダイエット薬との比較など、詳しく解説していきます。この記事を参考に、自分に合ったダイエット方法を見つけてみてください。
リベルサスのダイエット効果は主に3つ!
特徴 | 服用方法 |
---|---|
GLP-1受容体作動薬 | 1日1回1錠 |
参考:医薬品医療機器総合機構「リベルサス」
リベルサスは2型糖尿病治療薬として使われている薬剤ですが、ダイエット目的でも効果があるとして処方されることがあります。ここでは、リベルサスの服用で期待されるダイエット効果を3つ紹介します。
ダイエット効果1|食欲を抑えるはたらき
リベルサスはGLP-1受容体作動薬という種類の薬で、体内で分泌されるGLP-1というホルモンと似た働きをします。GLP-1は、食事をすると分泌されて、脳の満腹中枢に作用し、食欲を抑える働きがあります。
リベルサスを服用することで、このGLP-1の働きを強めることができ、食欲が抑えられ、食事量が自然と減ることで体重減量につながります。
ダイエット効果2|血糖値の上昇を抑える
GLP-1には、血糖値の上昇を抑える働きもあります。食後に血糖値が急上昇すると、それを下げるためにインスリンというホルモンが大量に分泌されます。インスリンには、血糖値を下げるだけでなく、脂肪を蓄積する働きもあるため、肥満につながりやすくなってしまうのです。
リベルサスは、GLP-1の働きを強めることで、血糖値の急上昇を抑え、インスリンの過剰分泌を防ぐことで、脂肪の蓄積を抑え、体重減量を助けます。
ダイエット効果3|脂肪分解や代謝を促進する
GLP-1には、脂肪分解を促進する働きや、代謝を上げる働きもあると考えられています。これらの働きによって、より効率的に脂肪を燃焼させ、体重減量を促進する効果が期待できます。
ただし、リベルサスはあくまでも2型糖尿病の治療薬であり、ダイエット目的での使用は承認されていません。医師の処方のもと、正しく使用することが大切です。
リベルサスはダイエット効果も期待できる2型糖尿病治療薬
前述したように、リベルサスは2型糖尿病治療薬ですが、食欲を抑えたり、血糖値の上昇を防ぐ効果があることから、ダイエット目的で処方されることもあります。
ここでは、リベルサスの種類や価格、副作用について紹介します。服用を検討している人は是非参考にしてみてください。
リベルサスは3mg、7mg、14mgの3種類
リベルサスは、錠剤の容量が3mg、7mg、14mgの3種類があります。治療開始時は3mgから始め、効果や副作用を見ながら徐々に増量していくのが一般的です。
リベルサスの価格目安は8,000円〜40,000円程度
ダイエット目的で処方してもらう場合、リベルサスは保険適用外となります。自由診療のため、価格はクリニックによって異なる点に注意しましょう。
用量 | 1ヶ月分の価格目安(自由診療) | 1錠あたりの価格目安 |
---|---|---|
3mg | 8,000〜15,000円程度(30錠) | 267〜500円程度 |
7mg | 16,000〜25,000円程度(30錠) | 500〜833円程度 |
14mg | 26,000〜40,000円程度(30錠) | 867〜1,167円程度 |
リベルサスの副作用は?下痢や急性膵炎に注意
リベルサスは一般的に安全な薬とされていますが、服用することで副作用が現れる可能性もあります。服用する際は、以下の症状を把握しておきましょう。
消化器系 | 最も一般的な副作用で、悪心(32.7%)、下痢(21.2%)、食欲減退(19.6%)、嘔吐(18.4%)などが含まれます。これらの症状は投与初期に多く、徐々に改善することが一般的です。 |
急性膵炎 | 最も重大な副作用の一つで、持続的な激しい腹痛や背部痛、嘔吐などの症状が現れます。過去に膵炎の既往がある患者さんは使用できません。 |
甲状腺腫瘍 | 動物実験で甲状腺髄様癌の発生リスク上昇が報告されています。甲状腺の腫れや首の痛み、声の変化などの症状に注意が必要です。 |
低血糖 | 他の糖尿病治療薬との併用で起こりやすく、症状には冷や汗、動悸、手の震え、空腹感、めまいなどがあります。特にSU薬との併用時は注意が必要です。 |
上記以外の症状であっても、少しでも身体に異変を感じたら必ず担当医に相談してください。とくに急性膵炎の症状が疑われる場合は、すぐに医療機関を受診する必要があるため、注意しましょう。
リベルサスとフォシーガ、メトホルミンのダイエット効果比較
リベルサス、フォシーガ、メトホルミンは、いずれもダイエットにも効果が期待できる薬として注目されています。それぞれの違いは以下のとおりです。
これら3種類の薬はいずれも糖尿病治療薬として使用されていますが、作用や副作用、価格など多くの面で違いがあります。ご自身の体質や状況に合わせて、フォシーガやメトホルミンの服用も検討してみてください。
リベルサスを処方してもらうならミライメディカルクリニックがおすすめ!
リベルサスを処方してもらうなら、自宅にいながら診察を受けられるオンライン診療のミライメディカルクリニックがおすすめです。時間や場所に制約がないため、忙しい方でも手軽にリベルサスを入手できます。
診察は通話やビデオ通話で完結することがほとんどで、処方薬は自宅まで郵送で届けてもらうことが可能です。病院までの道のりや待合室で他の人と顔を合わせる必要もないため、心理的に抵抗がある方でも安心して処方してもらうことができるでしょう。
また、ダイエット目的のリベルサスは保険適用外のため、費用が高額になる場合があります。対面診療の場合は受診しないと費用が分からないことも多いですが、ミライメディカルクリニックならサイトに明記されているので安心です。
なお、リベルサス以外にメトホルミンやフォシーガなどの薬剤もあるため、医師と相談の上、ご自身に合ったものを検討してみてください。
参考:厚生労働省「健康・医療オンライン診療について」
リベルサスに関するよくある質問
リベルサスに関するよくある質問とその回答を紹介します。
- リベルサスは通販や個人輸入でも購入可能ですか?
- リベルサスは、医師の処方箋が必要な医療用医薬品です。そのため、インターネット通販や個人輸入で購入することは控えましょう。
医師は、あなたの健康状態や体質などを考慮して、リベルサスの服用が適切かどうか判断します。偽造品や品質の低い製品が混入している場合もありますので、安全にリベルサスを使用するために、必ず医師の処方を受けてください。
参考:厚生労働省「医薬品等の個人輸入について」
- リベルサスを服用したダイエットに危険性はありますか?
- リベルサスは糖尿病治療薬ですが、食欲を抑制する効果があり、ダイエットにも用いられるようになりました。しかし、副作用のリスクも存在します。
主な副作用としては、吐き気、嘔吐、下痢、便秘などの消化器症状が挙げられ、まれに膵炎や胆嚢炎などの重篤な副作用が起こる可能性もあります。リベルサスを安全に服用するためには、必ず医師の診察を受け、用法・用量を守って服用することが大切です。
- 妊娠中でもリベルサスを服用することはできますか?
- 妊娠中のリベルサスの服用については、安全性に関する十分な情報が得られていません。そのため、妊娠中または妊娠の可能性のある女性は、服用できません。
また、リベルサス服用中に妊娠が発覚した場合は、すぐに医師に相談して下さい。
参考:医薬品医療機器総合機構「リベルサス」
まとめ
この記事では、リベルサスのダイエット効果について詳しく解説しました。リベルサスは、食欲を抑え、血糖値の上昇を抑制し、さらに脂肪の分解や代謝を促進する効果も期待できるため、ダイエットにも有効な薬です。
3mg、7mg、14mgの3種類の用量があり、服用する量によって価格も異なります。
リベルサスは医師の処方が必要な薬ですが、ミライメディカルクリニックでも処方を受けることが可能です。リベルサスに興味があり、ダイエットに活用したいと考えている方は、ぜひ医療機関に相談してみましょう。