半夏厚朴湯エキス顆粒

半夏厚朴湯エキス顆粒(ハンゲコウボクトウ)

販売名ツムラ半夏厚朴湯エキス顆粒(医療用)
有効成分本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス 2.5gを含有する。
日局 半夏(ハンゲ) 6.0g
日局 茯苓(ブクリョウ) 5.0g
日局 厚朴(コウボク) 3.0g
日局 蘇葉(ソヨウ) 2.0g
日局 生姜(ショウキョウ) 1.0g

※引用:くすりのしおり「半夏厚朴湯エキス顆粒医療用)」

半夏厚朴湯エキス顆粒は、主に「気」の巡りが滞ることで起こる症状、特に不安やストレスによって引き起こされる症状に対して用いられます。

半夏厚朴湯の作用と効果

半夏厚朴湯は以下の5つの生薬で構成されています。

生薬名主な作用
半夏(ハンゲ)吐き気を抑え、気滞を解消し、水分代謝を改善する主薬。
茯苓(ブクリョウ)精神を安定させ、利水作用(余分な水分排出)で不安を和らげる。
厚朴(コウボク)気の巡りを改善し、胸や腹の張りを鎮める。
蘇葉(ソヨウ)気の巡りをスムーズにし、気分をリラックスさせる。
生姜(ショウキョウ)胃腸の働きを整え、他の生薬の作用を助ける。

漢方医学では、人体を構成する基本要素は「気(き)・血(けつ)・水(すい)」の3つであると考えられています。

「気」は、人間の体を動かす根源となる「生命エネルギー」「精神エネルギー」で、内臓の働きを維持したり、免疫力の保持、精神状態などに関与します。

「気」の巡りが悪くなり気が滞っている状態を「気滞」といいます。

「気滞」になると、精神的にも・身体的にもさまざまな症状が現れますが、半夏厚朴湯は気の巡りを改善し気滞による症状を緩和するといわれます。

半夏厚朴湯の効果

半夏厚朴湯は気の巡りを改善することにより以下の症状に効果が期待できます。

  • 喉や食道のつかえ感・異物感、胸のつかえ感
  • 吐き気や胃の不調・神経性胃炎などの消化器症状
  • 神経性やストレス性の咳、しわがれ声
  • 動悸や不眠などの自律神経の乱れ
  • 不安感やいらいら、抑うつ傾向、不安神経症

半夏厚朴湯エキス顆粒の服用方法

通常、成人1日7.5gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口投与 します。

1包2.5gなので、1日2~3包内服します。

なお、年齢・体重・症状により適宜増減するため、医師の指示のもと内服しましょう。

半夏厚朴湯エキス顆粒の副作用

半夏厚朴湯は副作用が少ないとされている漢方薬です。

頻度は少ないですが、稀に以下のような副作用が現れることがあります。

 頻度不明
過敏症発疹、発赤、掻痒感 等
肝臓肝機能異常(AST、ALTの上昇)

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半夏厚朴湯は市販薬としても販売されていますが、配合されている成分や量が異なることがあります。体質や症状に応じた適切な選択のために、医師に相談することをおすすめします。

忙しくてなかなか通院する時間が取れないという方もいるかもしれません。

通院が難しい方には、オンライン診療という選択肢もあります。

インターネット環境があれば、ご自宅などから医師の診察を受けることが可能で、半夏厚朴湯の処方についても相談できます。

診察後はネコポス、もしくは宅急便コンパクトで郵送され、最短当日発送で内服薬を受け取ることが可能です。

電話で気軽に診察を受けられるので、担当医師以外と顔を合わせる必要もありません。

また、ミライメディカルクリニックでは、半夏厚朴湯エキス顆粒以外にもさまざまな漢方薬を処方しています。医師に相談しながら、ご自身の症状や体質に合った漢方薬を見つけることができます。

漢方の服用に興味がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

※参考:厚生労働省「健康・医療オンライン診療について

半夏厚朴湯エキス顆粒に関するよくある質問

半夏厚朴湯エキス顆粒に関するよくある質問とその回答を紹介します。

半夏厚朴湯の効果はいつ頃から感じられますか?
半夏厚朴湯の効果を感じるまでの時間は、体質や症状、服用量などによって個人差があります。
内服を始めてから副作用が見られない場合、まずは1ヶ月継続して効果を確認することが多いです。

漢方薬は、西洋薬(一般的な薬剤)と比べて効果が現れるまでに時間がかかる傾向がありますが、根本から体質を改善する効果が期待できるため、根気強く服用を続けることが大切です。

効果が感じられない場合は、服用量や服用方法を見直したり、他の漢方薬との併用を検討したりする必要があることもあるため、医師または薬剤師に相談してみてください。
半夏厚朴湯が効かない原因はなんですか?
漢方には体質によって合う合わないがあります。半夏厚朴湯は体力が普通〜やや虚弱の方に合う漢方のため、胃腸が極端に弱い方や体力が非常に充実している方(実証)」には合わない可能性があります。

その他にもさまざまな要因が考えられるため、自己判断で服用を開始せず、医師の指示に従いましょう。
妊娠中や授乳中に半夏厚朴湯を服用しても大丈夫ですか?
半夏厚朴湯は妊娠中の気分の落ち込みや不安感、つわりなど精神症状が見られる妊娠悪阻の方に処方されることがあります。
ただし、妊娠中の内服はどれも長期使用はおすすめされていません。

授乳中は治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、処方時に授乳の継続又は中止が検討されます。

自己判断で内服せず、まずは内服前に医師に相談しましょう。
半夏厚朴湯との併用に注意が必要な内服薬はなんですか?
半夏厚朴湯との併用が禁止されている内服薬はありません。

しかし半夏厚朴湯の成分と重複する漢方は、効果が強く出過ぎたり過敏症が起こる可能性があります。
西洋薬の飲み合わせでも特に報告されている注意事項はありません。

ただし、どの薬と併用する場合も、診察時や処方時には内服している薬を申告するようにしましょう。

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